パンケーキスリップリング

パンケーキスリップリングは、高さのスペースが非常に限られているが、直径の用途の制限が少ないもの向けに設計されており、プラッターセパレートスリップリングまたはディスクスリップリングとも呼ばれ、システム内の既存のベアリングを利用してアセンブリの高さを最小限に抑えることができます。言い換えれば、パンケーキスリップリングはベアリングなしでもかまいません。

パンケーキスリップリングは、リング部分と、必要に応じて対応するブラシブロック/ボード、およびシャフト取り付け用に指定された貫通ボアで構成されます。AOODには、PCBタイプのスリップリングとコイン銅タイプのスリップリングの2種類のパンケーキスリップリングがあります。

コイン銅タイプのパンケーキスリップリングは、エポキシ樹脂から真空成形されており、堅牢な構成であり、サイズは小さい場合も非常に大きい場合もあり、CTスキャナー、レーダー台座、および処理機械でよく使用されます。一部の非常に限られた高さのアプリケーションでは、リング部分の両側を真空成形して、システムに2つの電源リングと信号リングを提供できます。さらに、同じシステムで複数のプラッタースリップリングを使用できます。

PCBタイプのパンケーキスリップリングは、PCBタイプのリングとそれに対応するブラシブロック上に構築されており、既存のベアリングシステムを利用して最小の設置高さを提供し、大量生産で明らかに価格面で有利です。

これらは、回転テーブルやシート位置など、限られた厚さの機械システムを必要とする理想的な電力および信号伝送ソリューションです。AOODは、2つの標準シリーズPCBタイプユニットを提供します。

-信号伝送PCBタイプのパンケーキスリップリングの場合、定格2A maの各リングは、信号または低電流を転送するように特別に設計されており、外径と取り付け高さが小さくなっています。

-動力伝達PCBタイプのパンケーキスリップリングの場合、各リングの定格は最大10Aで、電力と信号の両方を伝達できます。リングはPCBの片面または両面に設計して、厚みを薄くすることができます。


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